坂田英三 旧ブログ

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白夜のオルセ-美術館

土曜の夜「パリの白夜」に酔っぱらった若者5人組(うち一人は女性)がオルセ-美術館の門を押し開け印象派のホールで小便をし、防犯ベルが鳴ってあわてて逃げる際にモネの絵に肘鉄を食わせ、絵の真中が10cmほど破られた。御存じのように印象派の絵は最上階で出口からかなり遠いのだが、酔っぱらいは逃げおおせた。文化大臣は「犯罪許すまじ」とお怒りだが、プロの泥棒ではない、ただの酔っ払いが門を押し開けたのだからちょっと話が違うのでは? 私が酔っ払いと御一緒していたらゴーギャンドガの一枚ぐらい失敬できたのに、、、残念でした。
ちなみにプロの仕事ではニースで8月にブリューゲルシスレー、モネが盗まれた。意外に簡単なのかなあ? 盗んだり傷つけたりするのではなくてこっそり自分の絵を飾ってくるのはどうだろう。