契約書
本の出版契約をせねばならないのだけれど送られて来た契約書はどうみても小説家用。文章をそのまま読むと本に掲載されたものの複製権が完全に出版社に渡ってしまい、私には自分の写真を使う権利がなくなってしまう。法律関係の友達によると私の写真は「芸術作品」とみなされるから著作権は私に残ると考えられるそうだがそれは文章上明確では全くない。文句を言った割にこれは「普通の契約書」だと出版社のP君は動こうとしない。私の本は作家が文章も作品もその写真も取っているのだから「普通」ではないのが問題。結局自分で契約書ほ直している。僕は文章書くのが意外に好きなようなのだがこれはうんざり。写真家T君の領収書に続き何でこんなことを私がしなければならないのかねえ?