坂田英三 旧ブログ

2013年までのブログです

劇的な幕切れ-part2

意外に私の反応は少数派ではなかったようで、本当のところはわからないが人種差別的な挑発に、知と血のはざまで血が選ばれたとするギリシャ悲劇派(?)や、自分は英雄でも理想像でもないことを無意識に表出したというニーチェ派(?)とか、色々なことが言われ、ジダンのおかげでフランスではまだまだ延長戦が続いている。
文化人は色々な解釈をして喜んでいればよいのだが、困っているのは模範だったジダンがあんなことをしてしまい説明に窮する都市郊外の問題地区の教育関係の人達。子供もショックらしい。ジダンに「子供達のために説明を」という声もある。ジダンも「人間宣言」するのかなあ。