坂田英三 旧ブログ

2013年までのブログです

励ましと叱咤

農林省の悲喜劇(4/4)を知り合いに話したら、同情した公務員の御主人が農林省の官庁業務別電話帳のようなものの関係箇所をコピーして送ってくれた。懲りずに電話したら広報担当の秘書さんはまあまあ私の仏語を理解してくれ、担当者のメールアドレスを教わった。

私のプロジェクトは興味ある人は「特別サイト」で見られるようになっているので、内容を長々書く必要はない。「幾つか間違いあるかも知れないけどノーチェックで即メールを出したよ」と言ったら友人に怒られてしまった。彼女によると「正しいスペリングは社会規範。それを軽視するのは礼儀および公民精神に反する!」相変わらずフランス人は大袈裟だ(というかある意味では直訳するといつも言葉が劇的で難しくなるような気もする)。
スペリングと私が言っている単語のorthographeも辞書でみたら正字法なんという変な言葉が出て来た。もっと深い意味があるのかなあ?。
orthographeミスというのは本当にフランス人にとってどんな感じなのだろうか?ちょっとアンケートする余地がある。日本人にとっての漢字の間違えは、その人の教養程度がわかって本人が恥ずかしいだけだと思うのだが、友人の剣幕(?)からするとこれは次元の違うものらしい。しかしスラム化したパリ近郊に住む若者は僕より文法できないから差別されるはずだよね。でも取り締る警官の知的程度がはるかに高いとも思えないが、、、警官になる試験は作文ないのかなあ?