坂田英三 旧ブログ

2013年までのブログです

プロヴァンスからノルマンディーへ

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イースターの週末、7-8-9日が南仏でのオープニング。結局画廊スペースには6点しか飾らず、その3点は金縁の超クラシックな額、2点は木の枝を額にした。奥の小さなスペースには、天井から吊るされた枝を引くと粘土製の空中ブランコをする白ウサギがデッサンを持ってくる仕掛けをして遊んだが、これが思った以上に大好評だった。展覧会自体プロバンスに別荘を持つ富裕層の来客で賑わった。

10日にパリに戻り、12日にはドーヴィルに。こちらは友人アントワンヌが運良く(?)手にした800平米の巨大なアトリエ(しかも町の中)。彼はいつも私には想像もできぬ大胆突飛なことをしでかすが。今回も旧町工場跡屋内にモロッコから昔運んだテントを張り、またまた彼独自の空間を作り出した(写真)。20数年前には彼はオンフルールにアトリエギャラリーを持っていて、そこで私は初めての個展をした古い仲なのだが、それ以降地に根を下ろしたのか、昔と違って13日のオープニングの晩は大変な賑わいだった。

南仏も10年以上の知り合いだし、いつも緊密であったわけではないが、「お気に入り」の関係は長く続くものだ。