坂田英三 旧ブログ

2013年までのブログです

今日本ができること

パリ市役所の「生活障害問題」サイトで騒音問題の事務所を見つけたが、訴訟例などを見たが、ビル工事の場合うるさいのは当たり前だからかなかなか「静かに暮らす権利」はなかなか要求し難い感じ。私は埃も心配だからそのサイトから「吸気粒子研究所」なる所に電話した。採集した埃の分析を頼もうと考えたのだが、研究所が分析するのはアスベストが問題になる場合で、私の苦情の石切りの埃は「粒子が大きいから大丈夫。でも掃除する時は掃除機を濡れ雑巾で」となかなか実行しにくいアドバイスを受けた。
当然あまり安心する気にはならない。逆に「安全だから窓を開けても大丈夫」と言われたら、当然そんな事はしないが信じたかも。結局何でも当局が「大丈夫」と言ってもな安心しないどころか疑ってしまうのが人間の心理だから、当局も大変な事は推して察しある、、、と書くと原子力擁護に聞こえるだろうが、つまらぬ疑心暗鬼をつのらせるより、結局は「情報の透明性」が一番簡単な解決法だと思う。後はその解釈の問題が残るが、しっかり各地でデータを取って公開する、それが今から十年先、二十年先により明らかになるであろう放射能汚染被害の疫学的資料となり、誰もが納得できる未来の汚染基準の基礎となるだろう。突放した言い方で被害者の方には申し訳ないが、今日本が世界に貢献できる事があるとしたらこれしかないだろう。