坂田英三 旧ブログ

2013年までのブログです

テレビ三昧

今回の変な風邪は、今までの体験とすべて反対、朝がボーッとして一番調子が悪く、だんだん気分がよくなってくる。かつ悪寒とか下痢がないので楽勝と言えば楽勝だが鼻づまり、咳と異常なのは明らか。だから静養第一で無理はせず、読書を少々、それ以外は恥ずかしながらぼけーとテレビ三昧。お陰で色々なものを見た。

・6日に書いたナポリ特集
アメリカン・インデアンの歴史番組:イギリス人に騙され続けて可哀相
・ダンサーのシルヴィー・ギエムの新しいドキュメント映画"GUILLEM SUR LE FIL"(09年):これはカナダ人演出家Robert Lepageと作品を作って行く過程の記録は面白かったが、その他は余分? 私の「余分」と呼ぶの中には、日本での旅行風景も。これが結構な長い。何故フランス人は日本が好きなのか? あるいは日本のファンへのサービス?
・懐かしの「スパイ大作戦
・サッカー仏杯、ボルドーモナコ、マルセーユ対リールの二元中継の前半+α:強豪が苦戦を強いられ前半は面白かったが、後半は降雪の悪条件で試合らしい試合にならなかったからすぐに観戦中止。
ラグビーの6ヶ国戦、スコットランドウエールズ:試合終了時間にウエールズが逆転するすごい試合でした。そしてフランス対アイルランド:いつもどおりフランスチ-ムは調子に乗った時はすごくて、欧州杯チャンピオンのアイルランドに圧勝
フリッツ・ラングの「メトロポリス」の完全版:2008年にブエノスアイレス映画博物館で埋もれていたコピーが発見され、失われていた25分の画像が見つかり、オリジナル音楽の楽譜も参考にして1927年のオリジナル版が再現され、金曜日のベルリン映画祭のガラでオーケストラの生演奏で初めて上映された。その生中継。「メトロポリス」はSF効果だけのうすっぺらい映画で「ニーベルンゲン」や「マブゼ博士」にずっと劣ると評価していなかったのだけれど、完全版だと画像の論理性がしっかりとして重厚となり、初めてこの映画に感動した。画質が違うので新しく挿入した場面は一目瞭然なのだが、何故か「吉原」と名付けられた快楽街の場面の欠落が結構多かった。
・そして今晩は老いたポールニューマン主演の、コメントするほどのことはない日本人が好きそうな「心暖まる」ジャンルのハリウッド映画

くだらないことをゴタゴタ書き並べましたが、それほど暇なんです。