bad winner

一つ応募企画を出すとどっと疲れが出る。昨日はオランダへの企画、細かいところは定まらないものの、今週末から旅行に出るので作文と構想図を仕上げ、締切りには早いが出してしまった。そして今日はリモ－ジュに近い片田舎の企画にアタックするはずだった。これは先ず過去の作品での審査があったので、企画下手の私向きかと思っていたのだが、一次試験通過の手紙をもらったのはよいが、「今月末までに具体的企画を提出せよ」とある。現地を見に来させるという配慮もないので、結局普通の企画募集とかわりがなかった。いやー、また困った困った。
こういうふうにパスしておいて文句ばかり言っているので、「あんたはmauvais gagnantだ (=bad winner? 勝ちっぷりが悪い？)」と言われたりするのだが、現地に相応しいオリジナルなものを創ろうとする私には、全く知らない土地への企画づくりは大変なエネルギーがいる。
オランダはどうしたかというと、オランダの田舎はほぼ全土埋め立て地で真ッ平の同じような地形だから推察が効く、かつテーマがあったから、クリスマス前から頭をひねって唸ったが、受け入れ条件も良いと言う現金な理由も手伝って、何とか知恵を出した。これも入らねば全くの徒労なのだが、自分としては名案なので、先ずはめでたしめでたし。
そういえばダメもとのエジプトはやっぱりダメ通知。企画担当女性詩人の自分は企画運営から外れるというコメント付き。昨年参加したアルプスの企画も今年はポシャったそうだし、企画側は企画側で大変そうです。