坂田英三 旧ブログ

2013年までのブログです

トミ・ウンゲラー

偽りの宴会か本当の宴会か、どちらで疲れたのか知らないが今日はばてばて。近日中に出さねばならない書類作りをやめて午後からトミ・ウンゲラー(Tomi Uugerer)の絵本を続けて読んだ。
作家に関する飛幡祐規さんの記事(http://www.labornetjp.org/Column/20090727pari/)を一部引用させてもらと

《日本ではとりわけ『すてきな三にんぐみ』(1961年作)が大ヒットして、今でも重版をつづけている。1931年にフランスのアルザス地方、ストラスブールで生まれたこの作家は、絵本にかぎらず、ヴェトナム戦争を大胆に批判した反戦ポスター、辛辣な社会諷刺画、広告、エロティック画など、多様な分野のグラフィック作品で世界的に知られるアーティストである。1950年代後半からアメリカで活躍し、カナダ時代を経て1976年以降はアイルランドに居を構え、故郷のストラスブールとのあいだを行き来しながら、現在も創作をつづけている。2007年11月には、ストラスブールに市立トミ・ウンゲラー美術館(国際イラストレーション・センター)が創設された》

奇妙なハッピーエンドの絵本も良いが、結局私はやはりグラフィックワークの方が好き。本当に変わった人生を過ごした御仁で「芸術新潮」8月号で特集中。それも見せてもらったところ、このほうが美術館のカタログよりよくできているような、、、。興味のある方は是非買っておいた方が良いですよ。