ついに乗れたヴェリブ

パリ市の30分乗り放題自転車のヴェリブ(Velib)、2月20日に書いたようにずっと乗れないまま3週間。天気がよくなってきて不満が爆発、自ら「少しおこりすぎかなー」という手紙を書いて、仏語チェックをかねて友達にみてもらったのだが、彼女は「手紙を出す前に私が電話してみる」と言う。どうせ同じだろうと高を括っていたのだが、流石にフランス生まれは違った。私の場合は自動オペレーターの第一の質問「あなたはヴェリブに加入していますか？」という質問に「ウイ」、その後指示に従って会員番号やナヴィゴカードの番号を入れたりした後結局エラーと判断されて電話が切られるというどうしようもない事態になっていたのだが、彼女の場合は最初に「ノン」。ひたすら項目外を選択して人間オペレーターに行き着いた。彼に会員番号などを教えて情報をみてもらったところ結局コンピューターバグとの説明、「再入力したからすぐ使える」との答え。でも以前からヴェリブサイトは私が会員だと認知していたし、自分で情報入力もしていたのだ。だから100％信用できなかったのだが本当に使えた。

フランスシステムに慣れたとはいえやはり規定があるとそれに従ってしまうナイーブな私。「律儀に待つより横入り」がモットーの国、空港の税関だって何知らぬ振りをして空いていたらEU圏パスポート窓口に行った方が速いからなー。

それはともかく、使えるようになって嬉しい！