坂田英三 旧ブログ

2013年までのブログです

Kさんの反論

昨日紹介したKさんから、「『Kさんは…趣味人』というテキストに遺憾の念ありです」とお叱りを戴いた。

趣味人というのは「浮世を越えてしまったところがある」という良い意味で使ったつもりだったが、趣味と言うのは確かにペジョラティブな響きもある。最近は言われなくなったが、「絵をやっています」というのに「良い趣味ですね」と褒められる(?)とがっかりきたものだ。プロはその活動でお金をもらえる人というのが一般的な定義であろうが、芸術分野では本当はそれほど簡単なものではない。作品が売れるアマチュアもいれば食うや食わずのプロもいる。ただの浮世の稼業ではないのだ。私は「本人がプロという自意識を持っており、かつ同業者から認められている人」と定義している。私はKさんの舞台での活躍ぶりを知らなかったので誤解を生む言葉遣いとなった。訂正の意味を含め、Kさんからの明快なメールを以下抜粋致します。

舞台芸術(能狂言、バレエ、、、)は小生の趣味ではなく、プロとして活動しております。…(中略)…昔、『行政マンと芸術家をこなす不思議なキャラクター』という見出しで朝日新聞に掲載されました」