遺作完成！

いつものことだが、誰に期待されていると言うことはないのに良く頑張った。ついに遺作完成！　遺作と言うのはフランス語のdernierは英語のlastとlatestの両義があり、dernier travail は最新作とも遺作とも、、、（厳密にはおそらく定冠詞にするか所有代名詞にするかで区別されているのだろうと思うが、私は冠詞音痴だから）、かつ最近なかなか大きな絵を描かないので「本当に遺作になってしまうかもねー」と考えないこともない（死ななくてもサルコジー流の世を嘆いていつ筆を折るかもしれないし、、、）　
超蛇シリーズはGさんの家に嫁に行った緑の蛇（7月27日記）以来、4年ぶり？　副題は「ア・レコセーズ（スコットランド風）」　真中の丸いところの色合いが民族衣装のキルトに似ていると制作中に2-3人に言われたから。英国大使館のパーティーでスコットランドのダンスを踊った因縁も後でできた（7月29日記）。　別にこの色合いが好きな訳でもなく、こんなのが真中にあるとどうなるのかなーと思いながら進めて行くだけで大した意味はない。女性像とかバラとかを見ると何か背景にお話があるように思われがちだが、それも格別なし。蛇の後ろは大抵抽象的または意匠的エレメントだったから、いつもと違ってもっと具象的な要素を入れるとどうなるかと、、、単にカンバスの中での小さな冒険にすぎない。それが楽しい悩みでまた一枚できました。よかったよかった。これでもう私も、、、、、、はっはっっは。