坂田英三 旧ブログ

2013年までのブログです

芸なしの私

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この1年、芸なしの私はこの「アートのないのは良いアート」のメッセージを背負ってフェスティバルに参加していたが、今回初めてイタリア人のナタリアさんが気に入って写真を撮ってくれた。それもそのはず?、彼女の作品は白雪姫と7人の小人の人形を首まで土に埋めたものだった。
テーマの幸せとの関係は??? 確か童話のハピ-エンドが身に重く埋没して行くとか。

ヨーロッパの田舎では庭の飾りに悪趣味な小人の人形が置いてあることが多い。先日の家のようなキッチュな装飾があるぐらいだからアルザスには小人が沢山いて、それを減らそうと小人を庭から盗むグループもあるらしい。
アルザスの反対、フランスの西端のブルターニュでは、小人好きの53歳の男が何十もの人形を盗んで自分の家の小さな庭に飾っていたことが発覚して捕まった(11日AFP報道)。可愛いかグロテスクかは人次第だが、何れにせよ人形はいつも不思議な魔力を持っている。

ところで写真の服は根の下の穴に頭を入れての作業のため泥まみれ、今回でお釈迦となりました。