カタツムリを連れて

カタツムリを連れて南仏へ発つ。いつも晴天のプロヴァンスのはずが今年は雨続きという誤算で、さんざんな姿になっているカタツムリの木を直しに行くことに決めたのだが、私の作家の良心をかってくれたのか、頼んでもいないのに電車賃+αはカバーしてもらえることになった。フランス人でも「察し」の効く人はいるようだ。でも不思議なことに陰陽サークルが芝生に覆われないための抜本的対策を求められて、、、これ、ほとんどやりなおしを意味するのだが、それだけ気に入ってもらったということなのか？　今年参加したグレウーのX君の家は一泊しかできないのでちょっとタイト。ひょっとして雨でも降ったら、、、
こうなったら仕方がない、去年「何これ」と思うカバを作った女性作家に電話した。というのも彼女は親戚がグレウーに住むから。そしたら彼女、画廊街の一等地のオデオンで個展をしているとのことで会いにいってまたカバを見させられてしまった。何故かそこそこ売れるらしい。世の中の趣味は私にはわからん。何れにせよ、少々ハレンチながらまさかの時の安全策として金曜の晩も寝るところが確保できました。これで焦らず仕事ができます。助かった。（カタツムリの木、陰陽サークルは5月21、22日の文、写真を参考に）

またブログは数日お休みです。