寝ながら考えたこと

日曜日に冷たい雨に打たれ、月曜日は写真の雪、外は少し暖かさが戻ったようだが地下のアトリエは低温のまま、結局風邪を引いて、毎日ほんの少しの義務を果たしつつも寝込んでいた。
その間に5月のアルザスの企画のパンフレットが送られて来たが、驚いたことにインスタレーション場所がもう決められている。わざわざ早く行くのは自分の企画にあった場所を探すためだったのだが、、、誤解が甚だしい。
思うに最近野外アートのフェスティバルに参加するようになって、企画書類作りに時間を取られ、かついつも採用されるわけではないから、ロスが甚だしい。それに加えて計画書どおりの作品の実現には興味もわかない、とういか器用でないので大の苦手。昔の作品を見ても、面白いものができたのは、完全に白紙の企画を受け入れてもらえた時だ。昔のラディカルな姿勢に戻るべきだろう。
芭蕉ほどひどく病に臥せたわけではなかったので、穴蔵のアトリエを捨て、緑の野を駆け巡る夢をみた。