坂田英三 旧ブログ

2013年までのブログです

マルセーユは冬に限る?

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私のように公共機関で旅行する者にとってマルセーユのサンシャルル駅は重要な中継点だが、今回行ったら改装工事が完全に終りすっかりきれいになっていた。構内の通路は商店が並んで飛行場みたいな雰囲
気。かつ驚くことに写真のように南仏名物の松並木になっているという趣向をこらし様。幹は本物の木だが葉は高いので良く見えない。監視員にきいたら偽物と言っていたが、、、。(ちょうどオープニングがあったので知合いの有名作家のサマック氏の画廊の展覧会へも寄ったが、彼も松の木を幹でサウンドインスタレーションをしていた)
マルセーユはいつも南仏の田舎から着くとその雑然とした雰囲気と都会特有のむっとする暑さと公害に閉口してあまり好きになれなかったが(駅もそれを象徴していた)、今回は清々しく気持ちがよかった。マルセーユまでつき合ってくれたティエリー君の勧めで港近くのブラッセリーで牡蠣(地中海でなくブルターニュ産)を食べ、がら空きのTGVに乗り機嫌をよくして戻ってこられた。