5月革命から40年

1968年の5月革命から40年目、50年のようにキリは良くないが今年は色々特集が組まれそうな雰囲気がある。理由はサルコジーが選挙戦中に68年を御破算にすると表明したからだと思うが、その第一弾？で昨晩人気？のマリー・ドリュケールによる5月革命の特集番組があった。彼女は歌謡番組の司会で人気のあったいけすかないミッシェル・ドリュケールの姪で、いつもニヤニヤしている叔父とは反対にごく冷たい感じ、かつ彼氏がヴィルパン内閣の大臣だったから好感を持っていなかったのだが、昨日の番組は学生、労働者、警官、政治家、ジャーナリスト、そして女性という色々な立場から5月革命とその後にスポットを当てて面白かった。（一番お笑いのお話は5月革命当時の機動隊の盾は丸い不透明のもので防備しようとすると視界が隠れ、無防備の足に怪我をした。確かに今は細長で透明。かくのごとく68年が一番革命をもたらしたのは機動隊にだったとか）　
かつゲストの現在の保守党書記長のコペが超単純な見解を示した後に5月革命の複雑さを紹介したのでサルコジー全面支持のコペが虚仮にしたという感もあるのでちょっと見直した。確かに彼女は選挙の時も彼氏が大臣だからニュースを降りるという一線を画した行動をしていた。