坂田英三 旧ブログ

2013年までのブログです

市電

昨年の末パリ環状線に市電が復活したのだが、昨日例の建築サロンの展覧会(8/12&9/18日参考)に作品を運ぶためはじめて乗った。評判通り静かだし広々としていて、かつ出入り口の段差がないのでほぼ等身大の人形?を問題なく運ぶことができた。

先日知り合いからパリの貸し自転車のヴェリブのことをサイトで調べていたら現環境大臣が9月がパリ市(社会党ドラノエ市政)の政策は「反社会的 anti-social」と批難したという記事が見つかった。理由は、市電はパリが首都圏の財源を使い、ヴェリブはパリ近郊には興味のない広告代理店のお金で、共にパリ市内の市民しか利用できないものだから。多少の理はあるにしても、悲しいかな右と左は何をしてもこういう風に強い言葉でケチをつけあっている。だから私が余計環境ラウンドテーブルが開けたこと自体を評価しているわけです。