坂田英三 旧ブログ

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ポルスカのアトリエ

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バスチーユ地区ではもう20年来年1度週末にアトリエオープンをしている。以前は大変な人出だったが、グループが分裂し参加アトリエも少なくなり、今はかなり衰退した。14日の写真のポルスカは最初から今に到るまでずっとそれに参加し続けている。彼女のアトリエはいかにもパリらしい昔風で、作品が林立しかつ天井に葡萄が棚を作っているというエキゾチックなもので一見の価値は十分あるが、ほぼお友達のみしか来なくなった。それはそれなりにお話ができて良いのだが、、、。
実は今週末は私の住む13区でも同様の催しがあったのだが、私の建物ではだれも参加していない。色々な理由があるが、ともかく人々の興味が遠のいたのは明らかで、やるだけの価値がないと多くの作家も判断する。でもそれでも庶民地区のメニルモンタンとか最近アーティトの移入が多い近郊のモントルーユはまだ少し活気が残っている。だから今月両地区の日本人作家のアトリエの軒を借り本を宣伝に行く予定です。