坂田英三 旧ブログ

2013年までのブログです

私の本の内容

手に届いた本だが、自分の作品紹介といってもテキストが多く、どうしてこんなものを作ったかと言う説明がしてある。「どうして、、、」というよりも「如何にして生まれたか」と言った方が適当だろう。というのは殆どの作品は何を創ろうという予めのプランがあったのではなく、その場で出会った草木や人の話がもとでできてしまった作品だからだ。「行ってぶらぶらすれば何かできます」というのが私の創作姿勢なのだが、これをまともに信じてくれる人はまずいない。ランドアート系の作品企画募集でも「提案通りの作品を作ること」という条件で念が押してあったりするぐらいなのだから。だからこの本はその辺をマニフェストする実はちょっと類のない本なのです。