坂田英三 旧ブログ

2013年までのブログです

大企業の思惑

数日前に仏大手食品メーカーのダノンが、フランス人には昔から愛着のある、古風な小学生のイラストが箱に描かれているリュ(LU 読むと言う動詞の過去分詞)という四角いビスケットをアメリカのメーカーに売った。ダノンはこうしてヨーグルトなどの乳製品と水にますます活動を集中し、健康産業への明確な戦略とか。
ただ発展性の少ない分野を切り捨てて儲かる部門に投資を集中させているだけではないのかなあ。例えば、市販のナチュラルウォーターは数々ありますが有名なのはダノンかネッスルのどちらかに買われています。ラベルを一生懸命見ればどこかに会社名が出てきますよ。
LUのほかにミカドという妙な名前のスティック型のお菓子もフランスでは人気がある。これは実はダノンとグリコの製品(日本ではポッキーという名?)で、LUはなくならないがこちらは「私が贔屓していた製品でもないなの」のに市場から消えるそうな(意味がわからなかったら昨日のブログも読んで下さい)。