坂田英三 旧ブログ

2013年までのブログです

ボナ-ル的解決

イメージ 1
昨日の肖像画はA3サイズぐらいで肖像を少し描きこんでも調和が取れたが、ほぼ同時に描きだした80号はそうはいかない。人物を一時は描き込んだが絵にならなくて、曖昧にしなおして、全体をぼかし調子で詰めて行くことになってしまった(論理的には説明はできないが、絵にはその自律的な規則みたいのが存在する)。いつもはある意味で形をきっちりと決めて行く方法で絵を仕上げていたので、ボナールのような点描的曖昧流は「何時でも終われそうで何時でも終わっていない」ような妙な感じ。ボナールのような「日常的世界」とは異なり、一応テーマはいつもどうり自分の歪んだ世界を押し通していますが、この先どうなるでしょうか?

前回に続き自分の絵を紹介したのは、

1)突然パリも陽気がよくなり、アトリエの光線も安定(かつ長時間)。こういうときに絵を描かねばどうしようもないので朝から晩
までキャンバスの前に立ちblogの話題を探す余裕がなくなってしまった。

2)インターネット不調(確率80%以上で失敗する)でアクセスする気がしない。サービスは「最善の遅延時間で回線を確かめて対処します」との答えで、何日かかるかか聞いても同じ言葉を繰り返すのみ。この技術サービス電話は1分50円近くも取られるのに口車に乗って高速回線の入会の勧誘をされる始末。「最善の遅延時間」は何時までかかるのか?やはり低速回線使用者への嫌がらせだろうか?