坂田英三 旧ブログ

2013年までのブログです

番号案内

今まで電話の番号案内はフランス電話公社の独占で12番だったがそれが今日からなくなる。新しい番号案内には約20社が名乗りをあげこの数週間宣伝合戦をしていた。その番号が118から始まりあと3桁、計6桁なのですごーく覚えづらそう。一番宣伝の激しかった一社はTVで二人組のダサイおじさんを踊らせていたが、よく似た2人が踊っているから勝手に118118だろうと思い込んでいたらさっきのニュースで末尾が218であることがわかった:つまり12の1と2を使った、これ、わかりにくいよ!(かつともかく見る気も聴く気もおこさせいつまらない宣伝、あれでアピールになるのかな?)
これらの番号は籤で選択権が割り振られたのだが、一番わかりやすい末尾000を得た人は大手にそれを売って一獲千金。すごい世の中ですね。
そもそも番号案内なんぞ儲かるのかなあと思うのだが300億円規模の市場らしい(私にはこれが大きいのかどうかもわからない。ひょっとしたら数字の聞き間違いかもしれないから当てにしないで下さいね)。それはともかく最近いろんなことで勧誘電話がかかってくるのだが、多くはモロッコからかかってくるらしい。フランス語ができて人件費が安いから。だから番号案内も同じこと。こうしたグローバリゼージョンに伴う産業空洞化に対抗できる手が本当にあるのかな?かつそれに伴い物価が安くなるかといると、そんなことは全く起きていない。CPEの反対もこうした将来への不安が背景にありますよね。CPEに反対するある学生が、「賛成の学生はすぐに経営者か管理職に就いて搾取しようとしている連中だ」と言っていたが、そんなこともありかねない、各人が自分の経済的メリットしか考えぬ二極化した社会になってしまったような昨今です。
ところでニュースでは番号案内にオペラ座街の和食レストランを問い合せたら、なんと5社中1社しか正しい番号を見つけれなかったのです!