坂田英三 旧ブログ

2013年までのブログです

数字は独身?

数独は「日本人が発明した遊びで再発見されたとか」(4/14)と聞き齧ったことを書いた時は、変な名前だし、かつ中国で見つけたと言っていた記憶が頭の片隅にあり、随分昔のゲームであろうと思っていたのだが、それに関し「日本企業が発明した」とのコメントを頂いた。となると随分新しい発明になる。ちょっと気になって検索してみた。

数独を魔法陣まで遡っってしまうと何が起源やらだが、 新しいところでも数説あったが、日本企業NIKOLIが1986年に現在の形に改良して発表したのは確か。では私の聞き間違い(中国、日本?)はどうしてであろうかと思ったら「香港の元判事であったウェイン・グールドが日本で数独の雑誌を買った」という一文があった。これが1997年のこと。果たしてその彼が随分凝ってしまって自分でパズルを作り出し、英米系の新聞に送った(2004)のが2005年以来の欧米での爆発的ブームとなったということだ。

変な名前の方はローマ字で「数字は独身にかぎるわ」の略であると記されていたが、これはNIKOLI社の冗談かな?(この謎は簡単に解けるでしょうが興味ある方にお任せします) ちなみにその仏訳は「唯一の数字を記入すべし」となっていました。(訳を頼まれた人が「直訳したら自分の日本語能力を疑われる」と悩んでいる顔が目に浮かぶ)