坂田英三 旧ブログ

2013年までのブログです

フランス贔屓

イメージ 1
特にフランス贔屓でもなかった私は、ほぼ偶然フランスに着いて以来何故今までここに住んでいるのに我ながら不思議に思うこともあるのだが、今回1ヵ月アメリカにいて自分がフランスにあっていることをしみじみと感した。フランスで反米感覚を持つ人が多いが、アメリカ人もフランス人は苦手(嫌い?)で、料理を作ってくれたHおばさんは「仏人はユーモアがない」と言ってのけた。両国民は「タチ」が極めて違うのだ。

というわけで度々フランスを弁護する変な日本人となったが、ここは天国なんてものではない。

戻ってきてすぐにしなければならなかたのはHPの回復。ニューヨークに戻って草々、Wさんに見せようと思ったら本当にサイトがなくなっていた(8/1に書いた新プロバイダーの予告どおり)。ニューヨークでは多少プロフェッショナルな活動もしようかと思っていた矢先なので大ショック。Wさん宅で回復を試みたが、指定されたインストラクションのあるページは私の03年バージョンのMacでは開かない。(度々書くが、古い物好きに見える仏人だが、ことテクノロジーに関するかぎり古いものは一挙に切り捨てる。そのお陰で飛行場とか列車とかは断然アメリカよりきれいだ) だから家に着くやお隣さんのCおばさんの最新Macを使わせてもらったのだが、FAQが沢山載っているだけで結局何をすればよいのか明らかでない。不親切きわまりない。丹念にFAQを読んでいくと私と同じ情況の人がいたので、「誰々さんと同じなので何とかして欲しい」とサービスにメールしたら半日で回復した。それぐならサイトの引越しぐらいすべて自動的にやってくれればいいのに。

郵便の整理をしたら書留配達の通知が。書留はたいてい税務署とか銀行とか、楽しくない通知が多いのでおそるおそる郵便局へ行くと、やばい局員の窓口。その局員が何度も通知書の番号を見て収納ボックスを探ることおよそ10分、あーあー、なくされたかと思ったら出てきました。それも大封筒(写真)。こんなものがすぐ見つからないのは只単に局員が無能であるにすぎない。これも度々書くが、公共企業の窓口は(当然すべてがそうではないが)無能力者の受け皿となっている。ある種の失業対策だろうが、利用者には迷惑な話だ。

でてきた郵便は去年10月に行ったウズベキスタンの展覧会のカタログだった。御覧のように大統領の肖像切手を何枚も張り付けた封筒が面白いので開かずに壁に展示。中身もちょっと気になるが、、、一緒に行った石井さんか櫻井さんに見せてもらうことにしよう。