久しぶりのゼネスト

今日は久しぶりのゼネスト。公務員の年金の特別制度の廃止反対のため。昔書いた「定年後南国の海外領土に行くと手当てがもらえる」というのは極端な例だが、フランス国鉄などの職員は年金積み立て期間が短かったり、色々特別待遇がある。これを政府は一挙に御破算にしようとしている。世間の多数も私もそれには反対ではないが、健康保険の負担の増加とか、色々他にも不満があるので大きな運動になる可能性もある。サルコジ－旋風に翻弄され諦めモードの昨今のフランス、その可能性は少ないような気がするのだが、ヴィルパン元首相が躓いた去年の学生運動のようなこともあるし、なかなか先を読むのは難しい。

私は自転車で、徒歩でパリを縦断して事務所に出勤した大忙しのNさん（彼女も公務員なのだが）にやっと出来上がった本を渡しに行った。大忙しといってもストで比較的暇だから私に会う時間がある訳で、わざわざ私が手渡しに行ったのは私のヘタウマなフランス語を上手に直してくれる影の功労者だから。Nさんならずともみんな歩くしかないので、何と途中で2人も知り合いに偶然出会いましたよ。今日は晴天で久しぶりだから良いがこれが続くと？？？　マスコミ操作に長けたサルコジ－、離婚のネタも社会問題のカモフラージュだったりしてと勘ぐっちゃうね。