坂田英三 旧ブログ

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またまた大失敗:貧乏人の銭失い パート 2

ローバジェット航空は本当に経済的にできている。ピストンバスはポルト・マイヨの屋外パーキングが乗車場。バスも路線ごとに客を乗せて行くので早く着いても乗せてくれない。今朝のように雨で風も強いと濡れるばかり。いやあ大変なもんだ。しかしこれぐらいならよかった。1時間以上かかり飛行場に到着しチェックインしようとしたら、、、。サイトにパスポートかアイデンティティーカードが必要と書かれていたのでレジデンス・カードを見せたらこれは有効でないとの返事。仏警察の発行し、取得するのが難しいと言われているレジデンス・カードが身分証明書でなければ何が身分証明書なのであろうか?欧州内の人と物の行き来は自由なのだからフランスのカードを持っていればイタリアへ行けるものと思っていたら大間違い。チェックインカウンターが取り合わないので税関に行ったが駄目。飛行場はヨーロッパでないらしい。税関も飛行機順で、これも早く着いていても入れてくれない(税関に行列がなくても)。だから飛行機ごとに長蛇の列をなす。こうして連れの友人だけがイタリアに発った。友人を送ることもあったが、帰りのバスも客が一杯にならないと出ないからチェックインで撥ねられてもパリには戻れないわけ。ポーランドから着いた飛行機のお陰でパリに戻る。横に座った若い女性が考古学者で、アルデッシュ地方の遺跡の発掘の話がきけたことだけが1日の酬い。彼女の旦那はフランス人、バスでポーランドに行った時にパスポートを忘れていて運転免許でもだめで彼女だけが国に戻り、旦那さんは国境のハイウェーで置き去りにされたとかという話で慰めてもらったが、、、。でもまさかのためにパスポートを鞄に入れさえすればよかったのに。それをしなかったのはかなり脳の働きが衰えている。確かに最近疲れていて頭の中が白いような気がしていたのだが。どうせ「貧乏人の銭失い」、明日は夜行の一等車で豪華にローマ入りするか。