パリ祭

今日７月14日はバスチーユの監獄を民衆が攻撃した日。フランスではパリ祭とも革命記念日とも呼ばず、「国の祭日」またはただの7月14日。

甥も来ているので名物の野外ダンスコンサートでも行くかと思い大衆新聞パリジャンを買ってプログラムをみたら驚いたことに４ケ所しかない。あとはみんな消防署主催のもの。これは消防署の中の中庭で行われる昔からある催しだが、これが15ケ所も。一昔前は市内の色々な広場であったのだが、、、。最近人が集まるとすぐ若者が暴れるので開催できなくなったのかもしれない。寂しい現実。

甥もわざわざ叔父さんとつきあう気もなさそうなので、結局知合いの住む郊外の町の花火（パリのエッフェル塔の花火は14日だが、普通は13日の夜がお祭りです）を見に行った。その花火が終わっても隣の町の花火も少し遠くに見えて、このほうがきれいだった。最近フランスでは花火に音楽をつけてショー化してしまうのだが、遠くだと空に開く大輪だけ、このほうが余程風情があってよいと思うのだが。