フランスの第四世界

数独は間違えると何処でミスしたか戻るのが大変だね、、、と平和なパズルをしつつニュースをみていたらおそろしい光景が。子供がモーターを分解してコイルの銅線をほどいている。これはアフリカで出会ったような光景だ。小遣い稼ぎらしいが、失業率の高い地域ではお金欲しさに郵便受けの扉を外して屑鉄屋に売り、高じてエレベーターの扉まで壊す事件があったとの報道。機能しているものを壊して屑鉄にするとは（かつくだらぬ消費のために）。第三世界の貧窮する村落が僅かな資源を使い果たしてしまう如何仕方なさをはるかに越えた理不尽さ。最近家の近くでもゴミ箱あさりをしている人が目立ってきた。極度に貧富の差を生み出しつつある今のヨーロッパに第四世界が出現しつつある。